December 03, 2003
アップルにサポートされないドライブをiTunes 4.1で使う方法
Jaguarではアップルにサポートされないドライブでも何とか使うことが出来たが、Pantherではアップルがドライブリストを暗号化したので、これまでその方法は見つからなかった。
しかし、Disc UtilityのCD書き込み機能を使っていくつかのサードパーティーのドライブを使う方法をある読者が説明してくれた。
- まず、ライブラリ・フォルダの中に「DiscRecording」という名前の新しいフォルダを作る。
- そして、その中にもう一つ「DeviceProfiles」という名前の新しいフォルダを作る。
- Text Editを起動し、次のスクリーンショットのように文章を書く。[xml文章の書かれたスクリーンショット]
- この場合はLite-On DVD 811Sドライブがサポートされる。
- 他のドライブを使う場合、ターミナルで"drutil info"を起動してそのドライブの設定値を得、それをこの文章に書く。
- このテキストを"name.drprofile"という名前で保存する。
※この段階でドライブは認識されるが、まだサポートはされない“Unsupported”の状態だ。ドライブのサポートには、
1-「None」
2-「Unsupported」
3-「VendorSupported」
4-「AppleSupported」
5-「AppleShipping」
の五段階がある。Disc Utilityは「Unsupported」の状態でも書き込むことが出来るが、iTunesでの書込みは「VendorSupported」以上が必要だ。◆我々はその制限を取り払うことに成功した。
- ここから「iTunes4allburner.sit」をダウンロードする。
- 解凍すると「iTunes」というファイルが出る。
- 今度はiTunesアプリケーションのアイコンをCTRL+クリックしてコンテキストメニューを出し、「パッケージの内容を表示」を選ぶ。
- 「Content」フォルダを開け、「MacOS」フォルダを開けると「iTunes」というファイルがあるので、それをダウンロードしたものと入れ替える。
- iTunesを起動して確認する。
◆[複数のドライブをサポートしたiTunesのスクリーンショット]
◆Lite-Onの811SドライブがiTuneでサポートされているのが分かるだろう。オーディオCDも焼ける。
※何が起こっても責任は持てない。やるのなら自己責任で行ってほしい。